過失割合とは
過失割合とは、事故の責任が双方にどの程度あるかを数字で表したものです。「8対2」「6対4」のように表現します。
過失割合に応じて、各当事者が受け取れる損害賠償額が減額されます(過失相殺)。
過失割合は誰が決める?
過失割合は、事故の状況をもとに保険会社同士の交渉で決まります。最終的に裁判になれば、判決で確定します。
判断のベースになるのが、判例タイムズ社の『別冊判例タイムズ38号』に掲載された膨大な事故類型ごとの基本過失割合です。
典型的な事故の過失割合の目安
代表的な事故パターンの過失割合の目安です。
- 信号待ちの追突事故:加害者100:被害者0
- 対向車の右折と直進車の事故:右折車70〜80:直進車20〜30
- 信号無視の交差点事故:信号無視側80〜100:相手0〜20
- 歩行者との事故(青信号横断):車100:歩行者0
これはあくまで「基本」の数字。実際は事故現場の状況により修正されます。
納得いかないときは
保険会社の提示する過失割合に納得がいかないときは、まず根拠を聞いてみましょう。
判例タイムズの基本割合と異なる場合は、修正要素(ハイビーム、速度違反、児童・高齢者の有無など)を確認します。
保険会社の主張をそのまま受け入れると、必要以上に過失割合を背負わされることがあります。違和感があれば、弁護士へ相談しましょう。
過失割合と弁護士
弁護士に依頼すると、判例の蓄積をもとに過失割合を有利に交渉できます。10%変わるだけで、慰謝料が数十万円単位で変わるケースも珍しくありません。
事故ナビでは、過失割合に強い弁護士のご紹介もしています。