第5回 国際癌治療増感研究協会各賞の受賞者が決定いたしました。

『第5回国際癌治療増感研究協会菅原賞』

阿部 光幸 氏

京都大学名誉教授

『第5回国際癌治療増感研究協会協会賞』

研究テーマ:癌温熱療法の増感方法の検討

古倉 聡 氏

京都府立医科大学消化器病態制御学

『第5回国際癌治療増感研究協会研究奨励賞』

研究テーマ:P53の阻害を介して正常細胞へのダメージを軽減する低酸素細胞放射線増感剤の分子設計

宇都 義浩 氏

徳島大学工学部生物工学科

『第5回国際癌治療増感研究協会研究奨励賞』

研究テーマ:悪性腫瘍に対する動脈塞栓術を利用した硼素中性子捕捉療法の基礎的検討

鈴木 実 氏

京都大学原子炉実験所医療基礎研究施設

『第5回国際癌治療増感研究協会国際研究奨励賞』

研究テーマ: Low intensity therapeutic ultrasound for cancer therapy: understanding the mechanism of bio-effects and optimization of its potential therapeutic outcome

Loreto B. Feril, Jr. 氏

富山医科薬科大学医学部放射線基礎医学

おめでとうございます。

授賞式は5月8日(土)竏窒X日(日)に神奈川県(湘南国際村センター)で開催いたします「第10回癌治療増感研究会」において行います。 『菅原賞』を受賞された阿部光幸先生、 『協会賞』を受賞された古倉聡先生には この席で記念のご講演をしていただきます。また、『第4回研究奨励賞』を受賞されておられます浅川勇雄先生、『第4回国際研究奨励賞』を受賞されておられます易俊林先生にもご講演いただきます。

総評

『菅原賞』を始めとする第5回国際癌治療増感研究協会各賞に自薦及び他薦により応募頂いた候補者の中から厳正に選考した結果、別記のとおり受賞者を決定しました。
当協会は高度普及型癌治療技術を確立するための増感治療研究を推進していますが、このミッションに応えるかのように基礎から治療に至る広範な分野から優れた研究内容が寄せられました。
このような状況に鑑み、選考委員会としては、特に若い研究者の研究を奨励し研究分野の裾野の拡大を図るため、今回は2件の『研究奨励賞』を採択しました。『研究協会賞』については、今後とも1件のみの採択としましたので、今回惜しくも受賞されなかった候補者は来年度も奮ってご応募ください。

選考委員長 京都大学 西本 清一